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フレイル

フレイルとは未来の自分を守るための第一歩

フレイル(虚弱)とは、年齢を重ねる中で心身の活力がゆるやかに低下し、生活機能が少しずつ弱まってきている状態を指します。大切なのは、フレイルかどうかを「判定すること」ではありません。

暮らしの中で 生活のしづらさや小さな変化があらわれはじめたときに、それを見過ごさず丁寧に受け止めること。そして、今の自分の暮らしに合わせて、無理のない関わり方や支え方を選べるようになることが重要です。

フレイル予防が大切な理由は、元気に生活できる時期と支えが必要になる時期の “あいだの期間” が以前より長くなってきているためです。周囲からは大きな変化が見えにくく、本人も一見すると元気そうに見えることがあります。しかしその内側では、疲れやすさ、外出の減少、動きにくさなど、生活のしやすさに関わる小さな変化が少しずつ進んでいることがあります。

こうした変化に気づかないまま無理を重ねると、生活の幅が狭まりやすくなります。だからこそ、日常の中の小さな変化に早めに目を向け、今の自分に無理のない形で整えていくことが、暮らしの質を保つうえで大切 です。

大きな支援が必要になる前にできることは、日常生活の中にある「少し工夫できる余地」に気づき、 今の自分に合った形で暮らしを整えていく視点を持つこと です。生活の動線や過ごし方、食事の取り方など、身近な習慣を見直すことで、負担を増やさず続けやすい工夫が見えてくることがあります。

今の状態に合わせて、できることを選び、暮らしを守る視点を持つこと。これが、フレイル予防の基本になります。

さらに、健康・フレイル・要介護は、はっきり区切れるものではなく 連続した状態 として捉えることができます。体調が良い日もあれば、疲れやすい日が続くこともあり、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、どちらの方向にも進むことがあります。

そのため、「今はどの状態か」を決めることよりも、「最近どのような変化があらわれているか」に目を向けることが大切 です。

生活の内容や環境、人との関わり方、体を動かす機会や会話の時間が増えると調子が保たれやすくなり、逆に減ると状態が下がりやすくなることもあります。

健康・フレイル・要介護を連続した状態として捉える視点を持つことで、 日々の小さな変化を見逃しにくくなります。

フレイル予防のための運動、口腔機能、栄養、社会参加の重要性について説明しています

フレイル予防のための運動、口腔機能、栄養、社会参加の重要性について説明しています

① 運動:体力・筋力を守るいちばんの薬

運動は、加齢による筋力低下を防ぎ、転倒や要介護のリスクを減らします。

● 実践しやすい運動例

  • 1日10分の散歩

  • 椅子に座ってできる筋トレ

  • 階段をゆっくり上り下りする

  • 週1回の軽運動

● できる運動

  • リズム体操

  • 体幹トレーニング

  • フェイストレーニング

  • ヘルスチェック

 

② 口腔機能:食べる力は健康の入り口

口腔機能の低下は、栄養不足・誤嚥・感染症など全身の健康に影響します。

● 実践ポイント

  • よく噛む食事を心がける

  • 口腔体操で舌や頬を動かす

  • 年1回の歯科検診

  • 水分をこまめにとる

 

③ 栄養:低栄養を防ぎ、身体をつくる力を守る

高齢期は「食べる量が減る」「たんぱく質不足」になりやすく、フレイルの大きな原因になります。

● 実践ポイント

  • 毎食たんぱく質をとる(肉・魚・卵・豆類)

  • 野菜・果物でビタミンを補う

  • 朝食を抜かない

  • 冷凍食品を上手に活用する

● 参考資料(厚生労働省)

高齢者向けの食事摂取基準やフレイル予防パンフレットが公開されています。

 

④ 社会参加:心の健康を守るつながりの力

社会参加は、心の健康・認知機能・生活意欲を保つために不可欠です。

● 実践ポイント

  • 週1回の外出

  • 人と話す機会をつくる

  • 趣味活動に参加する

  • 地域のサロンやイベントに行く

● YSLでできる社会参加

  • 初詣・旅行・観光バスツアー

  • 演芸場・寄席鑑賞

  • 趣味活動(絵画・手芸・映画鑑賞・麻雀など)

  • おしゃべり交流会

横浜市では、「GoGo健康!ヨコハマ」のスローガンにフレイルに関して情報提供をおこなっています。リンク先へアクセスしてみて下さい。

フレイル予防も視野に入れて策定した食事摂取基準(2020年版)を活用し、高齢者やその家族、行政関係者等が、フレイル予防に役立てることができる普及啓発ツールを作成しました。厚生労働省のホームページリンク先へアクセスしてみて下さい。

体重減少や食事の摂取状況を確認

健康を維持するためには、運動や栄養改善、社会活動が重要です。

定期的な運動(週1回以上)を推奨。

栄養バランスを考えた食事が必要。

社会的なつながりを持つことが心の健康に寄与します。

日常生活の中でフレイルの兆候をチェックすることが推奨されます。

体重減少や食事の摂取状況を確認。

歩行速度や転倒歴をチェックする。

認知機能の低下を確認、チェックリストに基づいて自己評価を行う。

歩行速度や転倒歴をチェックする

フレイルチェックの実施

複数選択

安心ゾーン(0〜1チェック)現在の状態は安定しています。 軽い運動や交流を続けていきましょう。

注意ゾーン(2〜3チェック)フレイルの入り口にいる可能性があります。 生活習慣の見直しや軽運動を始めましょう。

要対策ゾーン(4以上)フレイルのリスクが高い状態です。 運動・栄養・社会参加を組み合わせた対策が必要です。 YSLアソシエーションの活動をご利用ください。

地域でのフレイル予防活動

地域社会でのフレイル予防活動が重要視されています。

地域ケアプラザでのイベントや地域のサロンや趣味活動を通じての交流が奨励されています。

高齢者向けの情報提供や相談窓口も設けられています。

​運動や栄養改善、社会参加を通じて健康を促進。

かかりつけ医との連携を強化し、年に1回の健康診断を受けることが推奨されます。

地域ケアプラザでのイベントや地域のサロンや趣味活動を通じての交流
年に1回の健康診断を受けることが推奨されます

フレイル自己診断

YSLアソシエーションでは、フレイル自己診断とマイ・フレイルカルテを作成し、皆さまがご自身の健康状態を把握できるよう支援しています。

毎日の運動や食事は、ひとりひとりが意識して管理することが大切です。 私たちは、イベントやセミナーを通じて、楽しみながら健康カルテを作成し、生活習慣を見直す機会をご提供しています。

「転ばぬ先の杖」という言葉があるように、健康づくりは早めの取り組みが重要です。後悔しないためのフレイル予防を、 未来の自分を守るために、今日からできる小さな一歩を一緒に始めましょう。

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YSLアソシエーション フレイル予防取組

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