70数えて、ひと休み。坂道との小さな戦いと、私の成長物語
- 森 美奈子
- 2025年12月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2025年12月5日

坂道との静かな戦い、そして小さな勝利
私の家から歩いて8分ほどのところに、保土ヶ谷駅行きのバス停があります。
…といっても、それは元気な人の話。 私の場合は、そこまで行くのに15分はかかります。
なぜって? それはもう、急な坂道が立ちはだかっているからなんです。
神奈川坂という名の“壁”
その坂道に平行して走っているのが「神奈川坂」。
車が登り切った瞬間、車体の下が見えるほどの傾斜。
まるでジェットコースターの頂上みたいな光景に、初めて見たときは思わず「うわぁ…」と声が出ました。
そんな坂を、私は毎日歩いています。
70数えて、ひと休み
最初の頃は、ほんの数歩で息が上がってしまって、何度も立ち止まっては深呼吸。
それがいつしか、「70数えたら1分休憩」というマイルールができました。
1、2、3、4、…… 70まで数えたら、立ち止まって1分休憩。 また70数えて、また休憩。 そんなふうに、坂道との静かな戦いを毎日繰り返していました。
ある日、ふと気づいたこと
そんなある日、ふと気づいたんです。 「あれ?今日は休憩してない…」って。
気がつけば、休まずに坂を登り切っている自分がいました。 しかも、息もそれほど上がっていない。 「えっ、私、すごくない?」と、思わず心の中で自分をほめてしまいました。
今ではルンルン、坂道ウォーキング
今では、あの坂道も怖くありません。 むしろ、スタスタと急ぎ足で登れます。
毎日のウォーキングの積み重ねが、こんなふうに自分を変えてくれるなんて、ちょっと感動です。
坂のてっぺんに着いたときの、あの達成感。
「今日も登れた!」という小さな喜びが、日々の元気の源になっています。
年齢を重ねると、体力の衰えに目がいきがちだけど、 こうして少しずつでも前に進んでいる自分に気づけると、心がふわっと明るくなります。
坂道は、人生みたいなもの。
ゆっくりでも、止まりながらでも、登っていけば、いつか景色が変わる。
そんなことを、今日も神奈川坂が教えてくれました。


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