無理をしない運動、ピラティスという選択
- 島田 愛

- 1月24日
- 読了時間: 3分

年齢を重ねるにつれて、「椅子から立ち上がるのが少しつらくなった」「いつの間にか姿勢が前かがみになっている」「ちょっとした段差でヒヤッとする」そんな体の変化を感じることが増えてきました。
若いころは気にも留めなかったことが、「あれ?」と気になるようになるのが、この年代なのかもしれません。そんな私が最近知って、「これはいいかもしれない」と感じたのがピラティスでした。
ピラティスは、もともとリハビリを目的として生まれた運動方法だそうです。「正しい姿勢」「深い呼吸」「体幹(コア)を安定させること」を大切にし、ゆっくりと体を動かします。
ヨガと似ているところもありますが、無理に体を伸ばしたり、難しいポーズを取ったりすることはありません。マットの上で行うシンプルな動きが中心なので、特別な道具も、強い体力も必要ありません。体の外側よりも、「内側を整える」ことを大切にする運動だと感じています。
シニア世代が運動を始めようとすると、ウォーキング、筋トレ、ヨガなど、いろいろな選択肢がありますね。
けれど、ウォーキングは膝や腰に負担がかかることがありますし、筋トレはやり方を間違えると関節を痛めてしまうことも。ヨガも、ポーズによっては体がついていかないことがあります。
その点、ピラティスは「負荷が少なく、姿勢とバランスを整える」ことに重きを置いているため、私たちの年代にもとても向いていると感じました。
動きは小さく、呼吸に合わせてゆっくり。膝や腰にやさしく、無理をしなくていい。「これなら続けられそう」と思えたのが、何よりの魅力でした。
続けていくことで期待できる変化も、うれしいものばかりです。
背骨を支える筋肉が整い、自然と姿勢が良くなること。お腹や背中の筋肉が安定し、歩くときのふらつきが減ること。胸や肋骨を意識することで呼吸が深まり、気持ちまで落ち着くこと。血の巡りがよくなり、冷えやむくみがやわらぐこと。そして何より、心が静かに整っていく感覚です。
ピラティスは「体の再教育」とも言われているそうです。激しい運動は必要ありません。まずは週に1~2回、15分ほどでも十分だと思います。
最近は、シニア向けのレッスンやオンラインクラスもありますし、気軽に始めるなら、YouTubeで専門の動画を見るのも良い方法です。誰かと比べず、自分のペースで続けることが大切ですね。
「今さら始めても……」と思っていましたが、今だからこそ、体と丁寧に向き合う時間が必要なのだと感じています。
何歳からでも、遅いことはありません。いつまでも、自分の足で立ち、歩き、日常を楽しむために。ピラティスで、軽やかに動ける体を目指してみませんか


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