セーフティネット住宅で暮らす
- 森 美奈子
- 2025年11月4日
- 読了時間: 5分
更新日:1月16日

セーフティネット住宅
東京に住んでいた私が、母の介護施設(調布、三鷹、立川など)と、仕事場である新宿とにアクセスがいいよう、横浜に住むことになって、10年経ちました。
最初は、公団住宅に住みました。
次に西区にあるセーフティネット住宅に移りました。
土地の所有者が、国と横浜市から補助金を貰って集合住宅を建設し、補助金の条件として、一定の期間(10年~20年間)賃貸に出す物件です。
ALSOK(生活支援サービス)と契約されていますので24時間安心です。
オートロック、NTT光(VDSL)、エアコン1台、IHコンロ(もしくはガスコンロ2台)、暖房温水便座、浴室換気暖房乾燥機、BS・CS100など完備で、
使いこなせるかな~のようなフル装備の1Kでした。
西区にあり、最寄り駅は相鉄西横浜駅(徒歩11分)、または地下鉄ブルーライン阪東橋駅(すぐ近くのバス停からバス10分)でした。
「駅チカ」とは言えませんが、不便は感じませんでした。
家賃7万円と生活支援サービス負担金2万円に光熱費を加えると、
ただ住むだけで月々11万円ほど必要でしたが、
収入に応じた補助金のおかげで、家賃10万円の部屋に7万円で住むことができました。
差額3万円を生活費に充てられます。かなり助かりました。
敷金は本来の家賃で計算され、3か月分30万円が必要でした。
私は、家賃補助40%付き高優賃を3か所内覧し、こちらが気に入り2年間住みました。
他の候補2件と決めなかった理由は次の通りです。
・神奈川区東神奈川(京急東神奈川駅徒歩5分)1DK(家賃7万+生活支援サービス負担金)
交通の便はいいけど、国道の騒音がうるさくて窓を開けられない。
・神奈川区片倉町(地下鉄片倉町駅徒歩8分)1DK(家賃6万位+生活支援サービス負担金)
静かすぎて自分に合わないと思った。夜道が怖い。
いずれも内覧時の金額です。
■高優賃は60歳以上の方が申し込めます。
まずは「高優賃」でインターネット検索してください。
申込み可能な空き物件の家賃や間取りなどが表示されています。
探すなら、毎週チェックすることをお勧めします。
気になる物件が見つかれば横浜市住宅供給公社へTELして相談しましょう。
お問合せ窓口:横浜市高齢者向け優良賃貸住宅 電話 045-451-7766 火水休み
高優賃 こちらのホームページから高優賃の情報が見られます。
■電話受付の際に
・入居資格の確認
・名前
・希望物件名
・内覧希望日時
・入居予定日 など聞かれます。
先着順で、希望日に公社の人と物件前で落ち合って内覧し、気に入れば仮申込みです。
その時点で申込書を貰えるので、所定の書類を揃えて公社窓口に提出します。
約7日位で審査の回答があり、OKなら敷金と日割り家賃を支払い、すぐに入居できます。
わかりにくいことがありましたら、YSLまでご連絡ください。一緒に調べましょう。
市営住宅で暮らすヒント
私は、西区のセーフティネット住宅に2年間住んだ後、市営住宅の「高齢者住宅枠」の抽選に当たり、家賃(所得に応じて決まる)月3万円弱で市営住宅に住めることになりました。
保土ヶ谷区にある築30年超の市営住宅です。
オートロックや宅配ボックスはありませんが、3階建てでもエレベーターがあり、廊下や居室内には移動の際に役立つ手すりもついています。
8畳+8畳の2Kですが、普通の市営住宅より広く、車椅子でも快適に生活できます。
外出時する際は、留守であることがわかるように不在ランプを点灯する、
帰宅したら、在室ランプに変更することで、無事を申告する。
週一回、相談室から連絡があって安否確認される、といった少々煩わしいルールで
「管理されている感」がありますが、安心には代えられません。
居住者の異変が大事に至らないよう、
トイレが12時間使われないと、ALSOKが異常発生を感知し、警報音が室内に鳴り響き、
電話もかかってきます。電話に応答がないと、スタッフが駆けつけ、
安否確認、救急車の手配などもしてくれます。
ほかに、ALSOK直通緊急コールボタン付きネックレスが配付されているので、いつでもALSOKに助けてもらえると思うと、一人暮らしでもかなり安心できます。
駅までバス1本で行けて病院も沢山あり、スーパーマーケットもあり好立地です。
この住宅で一人暮らしをして5年経ちます。概ね満足しています。ずっと住むつもりです。
年金が貰えるまで働いてはいましたが、不足することもあり、貯金をとり崩す生活でした。
出費を抑えるのに、この「高齢者住宅枠」は有難いです。
横浜市は、制度さえ知っていれば助けてもらえることがたくさんあります。
高齢者を対象とした住宅確保要配慮者制度(セーフティネット住宅)、 高齢者福祉センター、見守りサポートなどです。
一人暮らし高齢者としては、こうした制度を最大限有効利用して、恩恵を受け、
生活の安定を図ることが大事だと実感しています。
制度を知らない人、利用していない人に、
「利用した方がいいですよー」と声を大にしてお伝えしたい気持ちです。
■ 市営住宅の応募には、世帯用・単身者用・高齢者用の3種類あります。
「高齢者住宅枠」を選択してください。
私は、2年間申込みを続け、当選して入居出来ました。
■ 案内パンフレットは、年に2回(4月と10月)作成され、横浜市役所・区役所、
行政サービスセンター等に置かれます。
申込み可能な空き物件と空く予定の物件の数が表示されています。
横浜市の募集のしおりから高齢者のページを添付します。ご参考にして下さい。


市営住宅を決める時、10年先20年先のことを考えて慎重に考えて決めるようにしないと、とんでもない問題にぶつかります。考えが浅かった私もその一人です。通勤が戸塚区だったので、保土ヶ谷の市営住宅を選択しましたが、いざ4年たち退職したのち、川崎市寄りの市営住宅を希望して申込みをしましたところ、市の担当者より電話を貰い、「市営から市営には移れないことを知りました。そんなこと案内書のどこにも書かれないんですが、家が無くて困ってる人達に斡旋しているのですから、そのような理由では通りません。一旦出てください、それから申込みしてください」と言われてしまいました。75歳ガッカリですわ。ただし、セーフティネット住宅からセーフティネット住宅には、縛りはありません。家賃さえ払えればいいのですから。
高齢者の住宅のご案内を添付しますご参考にして下さい。
bosysio_2510_01fl.pdf 47ページから50ページをご覧ください。
活用のヒント
家賃補助や生活支援を受けるには、事前の制度理解が大切です。
横浜市の公式サイトや地域包括支援センターに相談すると、条件に合った住宅や支援制度を紹介してもらえます。
横浜市の高齢者福祉関連ページ
横浜市 高齢者福祉・介護の総合案内
高齢者福祉・介護の総合案内
https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/
高齢者福祉事業、介護予防、認知症支援、施設案内などが網羅されています。
高齢・介護の暮らし支援ページ
https://www.city.yokohama.lg.jp/life/kourei-kaigo.html
「よこはまシニア通信」や「ハマトレ」など、健康づくりの情報も充実。
濱ともカード(高齢者優待制度)紹介ページ https://cgi.city.yokohama.lg.jp/kenkou/kourei/hamatomo/
横浜市 高齢・介護の暮らし支援ページ
敬老パス、濱ともカード、シルバー人材センターなど、生活支援制度が紹介されています。
生涯学習やボランティアポイント制度など、社会参加の情報も掲載。
濱ともカードの紹介ページ
65歳以上の市民が対象の優待カード制度。
協賛店で割引やサービスが受けられ、外出のきっかけづくりに。
横浜市の高齢者向け住宅制度
1. 高齢者向け地域優良賃貸住宅(シルバーハウス)
対象:60歳以上の方(単身または高齢者同士の同居)
特徴:
バリアフリー設計(段差解消、手すり設置)
緊急通報システムあり
所得に応じて家賃補助あり(月収21.4万円以下など)
安心ポイント:自立した生活が可能な方が対象で、毎年家賃負担額の見直しがあります。
2. シルバーハウジング・プロジェクト(LSA付き住宅)
特徴:
公営住宅などに生活援助員(LSA)が常駐
安否確認、緊急時対応、生活相談などの支援あり
バリアフリー設備(手すり、段差解消、緊急通報など)
対象:60歳以上の単身・夫婦世帯、障害者世帯など
3. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
特徴:
見守りサービス、生活相談、食事提供などがセット
自立~要支援の方が対象
民間運営で、施設ごとに費用やサービス内容が異なる
例:リリィパワーズレジデンス(都筑区)など
4. UR賃貸住宅の高齢者向け制度
特徴:
高齢者向け改良住宅(段差解消、手すり設置など)
所得に応じた家賃軽減措置あり
緊急時対応サービス(有料)も利用可能
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