節分の楽しみ、恵方巻きの由来を知って
- 島田 愛

- 1月24日
- 読了時間: 2分

今年は、恵方巻きを召し上がりますか。節分が近づくと、若いころから変わらず、この時期ならではの楽しみを思い出します。
恵方巻きは、節分の日にその年の「恵方」を向いて、願いごとをしながら無言で食べると縁起が良いとされる太巻き寿司。今ではすっかり冬の風物詩になりましたね。
その起源にはいろいろな説があるそうですが、江戸時代後期から明治時代にかけて、大阪の商人さんたちが商売繁盛を願い、節分の日に太巻き寿司を食べ始めたのが始まりだとか。私が子どもの頃には、まだ今ほど知られていなかったように思います。
それが昭和の終わり頃、コンビニエンスストアで販売されるようになり、平成に入ってから全国へと広まっていったそうです。時代とともに、食文化もずいぶん変わりましたね。
恵方巻きの楽しみのひとつは、具材に込められた意味。七福神にちなみ、七種類の具を入れるのが良いとされています。
かんぴょうは長寿や人とのつながり。しいたけは身を守るもの。うなぎや穴子は、元気に長く生きる願い。きゅうりは、変わらぬ繁栄。卵焼きは、豊かさや金運。桜でんぶには、見た目にも明るい縁起の良さが込められているそうです。
こうして意味を知ると、一口一口がありがたく感じられます。
最近では、ずいぶんと個性豊かな恵方巻きも見かけるようになりましたね。まぐろやサーモンを使った海鮮巻き、ツナやアボカドを入れたサラダ巻き、韓国風の海苔巻き「キンパ」まであります。
時代が変わっても、「福を願う気持ち」は同じ。形にこだわらず、自分の好きな具材で楽しむのも、今の恵方巻きらしさなのかもしれません。
今年は、家にあるもので小さな恵方巻きを作ってみようかしら。たくさんは食べられなくなりましたが、その分、季節の行事を味わう心は、年を重ねるほど深くなった気がします。
皆さまもどうぞ、ご自分なりの恵方巻きで、穏やかな一年の福を願ってみてはいかがでしょうか。


んんん・・・?
何か間違ってない??
節分は、春を迎える前に、病気や厄災を払い、福を呼び込むために「豆まき」をする日です。
恵方巻は、関西地方で節分の日に「まるかぶり寿司」を食べていた習慣を商業化したものです。「恵方巻」と名付けられ、全国的に知られるようになったのは、ごく最近の話ですね。
昭和の昔、菓子メーカーが「バレンタインディー」戦略で大成功し、
現在でも、この時期はデパートでもコンビニでもチョコレートが並んでいますね。
これに似ています。
クリスマスやお正月で散在した後で、ちょっとお財布を締める時期に、
チョコレート業界のバレンタイン大成功のように、なんとか消費拡大を狙い、
コンビニや持帰り寿司業界が始めたものではないでしょうか。
おコメ離れ抑止もあったのかもしれません。
関西以外では目新しいものだし、おうちで巻き寿司を作ることが減っていたこともあって、
瞬く間に全国に広がったようですが、
何年か前、大量に準備された冷凍恵方巻の売れ残りが廃棄される現実や、
大勢で一列に並んで長ーい恵方巻を作るイベントは、食べものとしてどうなのか、など
報道されたこともあって、このところ少し落ち着いたように感じます。
今年はおコメ高騰なので、さぞ高価な恵方巻になるか、予約必須でしょうか。
巻き寿司は、断面がきれいなので、つい買ってしまいますが、がっかりすることが多いです。
お酢の味、具の種類と味付けなど、家庭それぞれ違いますので、お家の味が一番です。
昔は、お花見も運動会も、お弁当は重箱いっぱいの巻き寿司。特別な日のごちそうでした。
いずれにしても、巻き寿司を食べるだけで福が来るなんて、
そんな都合のいい話はないですよ。
まず厄災を払ってくださいね。