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厚生年金を平均月額である「月15万円以上」支給される人の割合

年金のしくみ
年金のしくみ


老後は年金でなんとかなるそう思っていても、実際にいくら受け取れるのかと聞かれると、答えに詰まってしまう方も多いのではないでしょうか。

老後に受け取る年金額は、どの制度にどのくらいの期間、どれくらいの収入で加入してきたかによって、大きく変わります。

「平均年収600万円・勤続38年」の会社員で受け取れる年金額を試算します。 そのうえで、老後のお金をどう整えていくかを考えるきっかけにしていきましょう。


国民年金(基礎年金)、すべての人の土台となる部分で、保険料は原則として定額。受け取る額に大きな差がつきにくい仕組みです。


厚生年金 、  会社員や公務員などが加入する部分で、現役時代の報酬に応じて保険料が変わります。そのため、受け取る年金額にも人によって差が出ます。

同じ年収でも、厚生年金に加入していた期間がどれくらいあるかによって、老後の年金額は変わってきます。


平均年収600万円・勤続38年の会社員の年金はいくらか

では、具体的に試算してみましょう。

試算の前提
現役時代の平均年収:600万円
会社員として働いた期間:38年間(456カ月)
この条件で、国民年金と厚生年金を合わせて受け取る年金額の目安は次のとおりです。
試算結果(年金月額の目安)
厚生年金(報酬比例部分):月 約10万4000円
国民年金(老齢基礎年金):月 約6万7000円
合計すると、月およそ17万1000円となります。

「平均年収600万円で、38年間しっかり働いてきた会社員」というと、かなりきちんとキャリアを積んできたイメージですが、それでも老後の年金は月17万円前後なのです。


厚生年金(国民年金を含む)で「月15万円以上」受給している人の割合は 49.8%です。 


全体の割合

厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、 月15万円以上の年金を受給している人は全体の49.8% です。 つまり、約1608万人のうち 約801万人 が該当します。

男女別の割合

男女で大きな差があります。

男性:68.8%が月15万円以上

女性:12.3%が月15万円以上 

この差は、現役時代の平均賃金・就労形態・厚生年金加入期間の違いが主因とされています。

平均年金月額との関係

平均年金月額は 15万289円 であり、 「月15万円」は平均的なラインにほぼ一致します。

まとめ

月15万円以上の厚生年金受給者は 49.8%(ほぼ半数)

男性は約7割、女性は約1割と 男女差が大きい

平均受給額は 15万289円 で、15万円は平均的な水準


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